式内小祀・忌部社摂社 天牟羅久毛神社 (あめのむらくもじんじゃ)
「忌部の四至石」から東へと進むと、式内社「天村雲神社」が見えて来ます♪
徳島県吉野川市山川町流
平安時代の「延喜式」に定められた「天村雲神伊自波夜比売神社」に比定される古社で、日本で唯一「天村雲」(あめのむらくも)を冠しています。
「天村雲」とは三種の神器の一つ「草薙の剣」の別称であり、ヤマト王権と忌部氏は、密接な関係にあったことを示しています。
また、祭神である天村雲神は度会氏の遠祖にあたり、忌部氏が海洋ルートで伊勢方面へ進出したことがうかがえます。
このあたりは石造物の宝庫ですヽ(^o^)丿
忌部神社の麓の林の中にある「青樹社(あおきのもり)の立石」です♪
ここは「忌部七廟所」の一つ「青樹社(あおきのもり)」とも、「天日鷲命の神殿跡」とも伝えられています♪
「青樹社」から降りてきました!!
案内しないと・・・わからないかも・・・!!
折り返し地点の「忌部神社」の500m手前で、先頭集団と出会いました♪
皆さん元気です♪
忌部神社が見えて来ました!!
「山崎忌部神社」(天日鷲社)です♪
「延喜式」神名帳の「麻植郡」条にある名神大社「忌部神社」に比定される古社で、天日鷲命(天日鷲翔矢命)を主祭神としています。
古代より「忌部神」として朝廷からの崇敬が篤く、屋島源平合戦の折、源義経は、戦中安全のために太刀一振りりを奉納したと云われています。
文治3年(1187年)には、阿波民部成能が、板東・板西・阿波・三好の4か所内に田畑一千町を寄付、永禄3年(1560年)には管領細川讃岐守も田畑を一千町を当社に寄進しました。
フランス人画家、マークエステル氏が寄進した絵画です♪