国指定史跡 西谷墳墓群
島根県出雲市大津町西谷
西谷墳墓群史跡公園「出雲弥生の森」です♪
5月3日の午後4時頃、雨は降り・・・それ以上に強風が吹き荒れていました♪
階段を上ると・・・
西谷墳墓群が見えて来ます♪
西谷墳墓群は、1953年に多量の土器が出土したことにより発見さけました♪
1983年から1992年の島根大学による3号墓の調査や、1997、1998年の出雲市教育委員会の調査などにより、弥生時代後期後半から古墳時代中期(2世紀後半~5世紀頃)にかけてつくられた総数32基の墳墓群であることが明らかになりました!!
墳墓のうち6基は 「四隅突出型墳丘墓」 と呼ばれる弥生時代後期後半(2、3世紀頃)の山陰地方独特の墳丘墓です!!
この墳丘墓は四角い墳丘のコーナーが舌状に張り出す奇妙な形で、その表面には独特の方法で石が貼られています。
中でも、突出部を含めると50mを超える3号墳や9号墳、40mを超える2号墳や4号墳は弥生墳丘墓としては全国でも最大級のものです!!
また調査で出土した土器などから、葬られた権力者たちが吉備(現在の岡山県と広島県東部)地方や北陸地方と密接な交流をもっていたことも明らかになっています♪
さらに近くの斐川町荒神谷遺跡や加茂町加茂谷岩倉遺跡で出土した多量の青銅器が埋納された後につくられた墳墓群であることも見逃せないことです。
この西谷墳墓群の出現や青銅器の多量埋納の背景には弥生時代の出雲に大きな勢力が存在したことが考えられます。
近年これらを証明するかのように、北側に広がる出雲平野では日本海沿岸で最大級の弥生時代の集落跡が明らかになりつつあります♪
西谷4号墓です♪
ここで突風で新品の傘がご臨終となりました・・・。
西谷5号墓です♪
手前が5号墓、真ん中が4号墓で、その先に3号墓と2号墓が肥えています♪
四角い墳丘のコーナーが、舌状に張り出しています♪
3号墓へ行く途中にあった、西谷17号墓です!!
現存していません・・・。
西谷3号墓です♪
墳丘上に登ります♪
隣の西谷2号墓が見えます♪
石が貼られています!!
内部は資料館となっています♪
西谷1号墓です♪
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