「麻植の伝説」に、東山の恵美子(えびす)の川淵に祭られている「暮石八幡神社」は、もとは上流の上谷に祀られていました。ところが。ある年の洪水で社殿は流され、今より下流に流れ着きました。
土地の人々は「神様がここを気に入ってお移りなさった」と喜んでそこで祭る事にしました。上谷の人々が神様を尋ねて来て、担いで帰ることにした。
ところが帰ろうとすると、小さなお堂が動かなくなりました。そうこうするうちに、日も暮れかかって来たので見送りに来た恵美子や湯下の人と相談して現在の600㎡を神社の境内にして上谷の人々と今日と共同で立派な社殿を建てて祭るようになりました。