指定年月日 1976年(昭和51年)2月3日三木氏は、阿波忌部の直系として、歴代の大嘗祭に麁服を調進しており中世には阿波山岳武士の旗頭としてこの地に勢力を持ち江戸時代には村の庄屋を務めた由緒ある家柄です。
ここに存在する三木家住宅は、その子孫が居住する住宅であり刑 徳島県最古の民家として、昭和51年に国の指定を受けました。
主屋は桁行22.2m、梁間9.3m、寄棟造茅葺きで南面する。棟札は腐朽して年号等は判読できませんが江戸時代初期(17世紀中頃)の建築と推定されます。
間取りは整型の「八間取」で、棟通りで前後に二行に分けそれぞれが四区間に分かれる。使用される柱は17cm角のはつり仕上げで大黒柱はなく壁が少なく開口部の多い中世からの系譜をひく大規模な家です。
杭が運ばれていました!!