平安期に忌部神戸内鎮座の二十二神を合祀し二十二社総権現、総社大宮大明神と称し忌部神戸の総社として神祇令により神戸内の官物を共進し、其官祭を享い給へり。
奈良朝以来、朝廷の御崇敬を初め累代国守の崇敬篤く、社領寄進、社殿造営、禁制社●代参あり藩主松平網近は御供田一反九畝三歩を寄進せり
明治四十四年其筋の指示に基き村●社として隣保親睦の實行を期するため式内村社 久多美神社 (御祭神 大穴窂遅神 外三神)無格社 山智神社 (御祭神 事解男神 外一神)無格社 七次神社 (御祭神 国常立尊 外十四神)無格社 素戔嗚社 (御祭神 素戔嗚命)を合祀して、社名を忌部神社と改名し神域の擴祭、社殿の整備を行い昭和六年十月御社に昇格、三十年七月島根県特別神社に志位
