徳島県名西郡石井町、気延山に築かれた「山ノ神古墳」です♪
石井町最大の古墳と伝えられていますが、これまでに測量調査以外は行われておらず、町史跡にもなっていませんでした。
石井町教育委員会が現在発掘調査を進めており、12月13日(土)に、第1次発掘調査現地説明会が開催されました♪
ふもとを流れる渡内川です♪
写真の右にある住宅地の左に「山ノ神古墳」はあります♪
県農業大学校跡地の駐車場に車を置き、500mほどあるてい尾根に向かいました!!
正面のやまが「山ノ神古墳」です♪
通路が設けられていました♪
今回の発掘調査で、古墳を覆う300本の竹や雑木を伐採しています!!
その結果、全長55m前後と推定される県内屈指の前方後円墳が形を現しましたヽ(´▽`)/
発掘調査は、古墳の大きさや形、時期を特定するのが目的で、古墳の周囲6ヶ所に1m、長さ5~10m、深さ0.5~1mの溝を堀り、古墳のすその部分や異物をち様さしています♪
今回の、第1次発掘調査では、墳丘と時期のわかる遺物を検出し、古墳の形・大きさ・造られた時期を明らかにするため、6箇所にトレンチ(発掘調査のために掘り下げるところ)を設定しています!!
写真は後円部の横(西側)に掘られた「第1トレンチ」です♪
後円部の南側に掘られた「第2トレンチ」です♪
この古墳を銃弾するトレンチでは、地山がたちあがる部分が確認出来ています!!
後円部の墳丘上にある「山ノ神」の祠です♪
後円部の横(東側)に掘られた「第3トレンチ」です♪
この墳丘を横断するトレンチでは、水平に積まれた盛り土を確認出来ています!!
前方部を銃弾するように掘られた「第4トレンチ」です♪
地山無慰謝変換点が確認されています♪
前方部の先、北側にも祠がありました!!
右に見えているのが「第6トレンチ」です♪
前方部、北西方向に斜めに掘られています!!
くびれ部の横(西側)に掘られた「第5トレンチ」です!!
出土した土器片です!!
あまり多くは出土していません・・・。
当初、過去の測量調査から4世紀末頃の古墳と推定されていて、墳丘から「葺石」や「埴輪」が出てくると考えられていましたが、確認されておりません・・・。