徳島県吉野川市鴨島町西麻植にある「西麻植八幡神社」です♪
少し前の徳島新聞の「阿波の民話」《2499》に、「狛犬と太鼓橋」という民話が掲載されていました♪
とんと昔、あったと。
西麻植字壇の原の八幡神社に陶製の狛犬がある。
陶器製の狛犬は珍しい。
狛犬から下方に花崗岩の太鼓橋がある。
たいていの太鼓橋は神さんの渡られる橋っていわれ、橋が太鼓の胴のようにそり返っとるんで、人間は渡れん。
徳島市一宮町一宮神社の太鼓橋は有名じゃが、人間はほうても渡れん。
八幡さんの橋の上でカンカンと踏みつけると、大分離れた石段の上の方にある狛犬がキャンキャンと鳴いたそうな。
ほんで、ここの狛犬を7「鳴き犬」ちゅうんじゃ。
昔は子どもも着物を着て下駄をはいとった。
ほのまま橋の上で下駄を踏むと、狛犬は反響した。
ここの狛犬は伊部(備前)焼で(いんべ焼き)、天保五(1834)年と作者森嘉八郎の銘が入っとる。む
おーしまい。
これは・・・普通の狛犬です♪
太鼓橋です♪