元伊勢・籠(この)神社です♪
京都府宮津市字大垣430
籠この神社 (古称 吉佐宮よさのみや)
御祭神 彦火明命
相 殿 豊受大神 天照大神 海神 天水分神
神代の昔より、奥宮眞名井原に豊受大神をお祀りして来ましたが、その御縁故によって崇神天皇の御代に天照大神が大和國笠縫邑からおうつりになり、之を吉佐宮と申し、豊受大神と共に四年間お祀りしました。
その後、天照大神は垂仁天皇の御代に、又豊受大神は雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢におうつりになりました。
それに依って當社は元伊勢と云われております。
両大神がおうつりの後、天孫彦日明命を主祭神とし、社名を籠宮と改め、元伊勢の社、又丹後国一之宮として、朝野の崇敬を集めてきました。
重文 狛犬 阿吽一対 伝 鎌倉時代作
伝承によると、作者の一心で魂の入った狛犬が、天正年中、不意に天橋立の松林に出現して、元伊勢詣りの参拝者や通行人を驚かせた。
偶々親の仇討ちにひそんでいた岩見重太郎が之れを聞いて鎮霊を決意し、一夜待ち構えて音の方向に剛刀を一閃したところ、石の狛犬の前脚が切れて出現が止んだと云う。
以来、社前に還座して専ら魔除の霊験が聞こえたと伝えられる。
他所と違い、胴と脚がどっしりして、日本化された狛犬の最大傑作と云われる。
噂では聞いていましたが・・・
境内撮影禁止
立て看板がありました・・・・
ということで・・・以前に行った時の写真で紹介します♪
籠神社へは4回目の参拝となります。
初めて来たのは会社の社員旅行でした♪
城崎温泉で宿泊し、伊根の舟屋を見て、天橋立へ!!
籠神社は参拝したはず・・・というくらいの記憶で、ケーブルカーに乗って傘松公園で松茸入りのすき焼きを食べたことだけは、しっかりと覚えています!!
2回目、3回目はともに正月に「青春18きっぷ」を使った旅で、一泊二日の北近畿タンゴ鉄道の乗りつぶしも兼ねた歴史旅です♪
そして4回目は車を使って来ています♪
境内社が並びます。
「産霊岩」です。
天照大神和魂社
御祭神 天照大神和魂
由 緒 古代から本宮に祭る大神を特に和魂の働きで祭祀。
春日大明神社
御祭神 武甕槌命 経津主命 天児屋根命 比売神
由 緒 古代には武甕槌社と称したと伝えられる。
猿田彦神社
御祭神 猿田彦大神
由 緒 古代から大世多大明神と呼ばれ、霊験顕著
倭宿禰命 別名・珍彦(うずひこ)・椎根津彦・神知津彦
籠宮主祭神 天孫 彦火明命第四代
海部宮司家4代目の祖
神武東遷の途次、明石海峡(速吸門)に亀に乗って現われ、神武天皇を先導して浪速・河内・大和へと進み、幾多の献策に依り大和建国の第一の功労者として、神武天皇から倭宿禰の称号を賜る。
外に大倭国造、倭直とも云う。
大倭の宇音は、後の大和の国号に深い関係があると云われる。
亀に乗ったお姿は、応神朝の海部の賜姓以前、海人(あま)族の始原の一画を語り、又 海氏(あまうじ)と天系(あまけい)との同一出自をも示唆するようである。