女夫岩遺跡
祭祀遺跡です!!
山陰自動車道の工事の時の調査で見つかりました!!
この右手の山になります。
山道の階段を上っていきます!!
前方に見えているのが「女夫岩」です!!
県指定史跡「女夫岩遺跡」
この遺跡は、二つの巨石からなり。地元で信仰の対象として「女夫岩さん」とも「宍岩さん」とも呼ばれています。
巨石の大きさは、北側のものが永津9m、幅2.5m、高さ4m以上、南側のものが長さ6m、幅3m、高さ4.5m以上を測ります。
平成6年(1994年)に中国横断自動車道の建設予定地となったことから、平成8年(1996年)に県教育委員会と宍道町教育委員会が巨石周辺の調査を実施しました。
その結果、古墳時代中期から後期(5〜7世紀頃)の祭祀に使われたと思われる土器片が出土し、巨石信仰が古代にさかのぼる可能性が強くなりました。
巨石周辺の平坦地や石垣がつくられた時期は不明ですが、遺物の中には近世から近代のものもあり、古代から現代まで祭祀の対象となっていたと考えられます。
また巨石は天平5年(733年)に編纂された「出雲国風土記」の意字郡宍道号についての地名伝承に書かれた「猪像(ししのかた)」にあたるとする考えがあり、宍道町白石の石宮神社の巨石とともに「風土記」の伝承と現在する遺跡との関わりを考えるうえでも貴重な遺跡です。
このような経緯から、平成9年(1997年)に遺跡は県指定史跡となり、現状のまま保存されることになりました。
賽銭箱。
右の大岩。
左の大岩。
大岩の間には祠が・・・。
右横から見たところ。
斜面にも祠が・・・。
上から見たところ。
「中央家畜市場」です♪
「女夫岩遺跡」のある山です。
下を「山陰自動車道」の「女夫岩トンネル」が通ります♪
このあと「山陰自動車道」の「宍道IC」から高速に入り、「松江自動車道」「尾道自動車道」「山陽自動車道」「瀬戸大橋」で四国へ戻りました♪